仙臺簞笥リ・スタイル製作例

古い野郎型仙台箪笥の抽斗前板と金具は古い金具を再利用し、お持ちの箪笥の趣を残したまま新しい箪笥に作り替えます。こちらはコストを抑えた現在の民芸家具製造によって製作致します。

七福神箪笥は、昭和型三つ重ねの仙台箪笥がベースになっており、抽斗の前板と金具は古い箪笥に付いていた金具を利用し、木地と塗りは伝統的な技術技法にて製造した製品です。象眼入り金具再生は、鉄を知り尽くした金具職人による施工です。

再生仙台箪笥は、金具をすべて外し、表面の漆も剥がして、木地の調整や割れの補修をします。その後、木地呂漆塗りで仕上げ、錆取りして磨きなおし、焼付けした金具を取付けます。抽斗を桐材へ変更したり、不足した金具の補充もご相談下さい。お直しにつきましても施工は方法は様々ありますので、ご予算に合わせた施工方法をご相談させてください。

メンテナンスは、全体をしっかりと掃除し、水拭きをしてから、 金具を油性塗料で磨き、木地は植物性の油で磨きあげます。抽斗や背板の割れ埋めや丁番の調整等もご相談下さい。年数が経過した味のある箪笥としてお使いいただけます。※箪笥の状態によってコチラの施工は承れませんのでご了承下さい。